【GNOSIA(グノーシア)】オススメモ
GNOSIA(グノーシア)
作品紹介
発売(Vita)：2019年6月20日
ハード(私がプレイしたハード)：Switch
ジャンル：人狼系シミュレーションRPG
開発元：プチデポット
発売元：プチデポット
対象年齢：CERO B(12歳以上対象)
物語
舞台は宇宙を漂う宇宙船の中。
宇宙船内には「グノーシア」汚染者と呼ばれる、人を排除してしまう生物が人を偽って存在しており、船内にいる乗員でそのグノーシアを探し出していかなければならない。
主人公はその宇宙船の乗員の一人なのだが、何故かグノーシアを排除するための議論を、時間をループすることで延々と続けている。
主人公はループする原因、そしてループから抜け出すための脱出方法を探るべく、調査を始めるが、どうやらそのループにグノーシアという存在は欠かせないらしい。
主人公はグノーシアという手がかりをもとに、自身の置かれている環境について多くの謎を解き明かさなければならない。
ゲームシステム
いわゆる人狼ゲーム
グノーシアは複数人でやる人狼ゲームを、一人用ゲームとしてアレンジされたもの。
人狼を探し出す人狼ゲームに対して、「グノーシア」を探し出すゲームとなっています。
ゲームは人間陣営とグノーシア陣営に分かれており、それぞれが自分の所属する陣営の勝利を目指して議論をします。
人間陣営の勝利条件は、グノーシアを全員見つけ出し、コールドスリープさせること。
グノーシア陣営の勝利条件は、生存者の半数以上がグノーシアとなること。(なお、グノーシアの人数はゲームの最初に決められた人数から増えることはありません)
ゲームの最初に役職がそれぞれのキャラクターに割り振られますが、プレイヤーは自分の役職しかわかりません。
そのため、議論を通じて周りのキャラクターがどちらの陣営か(敵か味方か)を推測、判断し自分の所属する陣営を有利に導き、勝利する必要があるのです。
※細かいルールについては人狼ゲームを参考に。
自身のステータスを上げれるRPG要素
ゲームを進めていくことで、経験値を手に入れることができます。
経験値は操作キャラクターのステータスを上げることができ、ゲームを有利に運ばせる手助けをしてくれます。
伸ばせるステータスはいくつかありますが、どのステータスを重要視するかはプレイヤー次第。
ステータスの配分しだいで、議論の場でどのようなポジションに立てるのか決まると言っても過言ではなさそうです。
何度も繰り返す議論を飽きさせないシナリオ
人狼ゲームは元々ボードゲームのようなものなので、シナリオというものが存在しませんが、グノーシアにはシナリオが存在します。
何度も何度もひたすら議論を繰り返すループでも、プレイヤーが飽きずに最後までこのゲームをプレイできるのはこのシナリオがあるからだと思っています。
プレイヤー以外に14人のキャラクターがいますが、シナリオを進めていくことで、どのキャラクターにも物語は存在し、それぞれの想いがあることがわかっていくと思います。
作品紹介動画
感想
スキマ時間でできるゲーム
このゲーム、今話題の「スキマ時間」でできるゲームとなっております。
子育てが忙しいのにどうしてもゲームがやりたくなって、人狼もよくわかってないのにやってみようと手にとったゲームがグノーシアでした。
1ゲーム15分ほどのゲームなので、確実にゲームができる時間を確保する必要がなく、ふと手が空いた時に気軽にプレイできるゲームで、入り込みやすかったです。
個性的な14人のキャラクター
操作キャラクター以外に14人もキャラクターが出てくるので、名前と特徴覚えるの大変そうだな・・・って思ったんですが、それ最初だけでした。
全員個性的過ぎて濃いキャラクターなので覚える必要もなく、自然に頭に入ってきました。
それぞれのキャラクターは議論の内外、各々の役職問わず、自我をめちゃくちゃ通してくるので、途中から「お前はそうくると思ってたよ！！わかってた！！」ってなってきます。
全キャラクターが幼馴染みたいな感じに思えてきます。
本来の大人数でやる人狼ゲームみたく、めちゃくちゃ盛り上がります。
一人で。
思わずコントローラーから手を離して、思考に入るタイプのゲームも面白いですよね。
これもう面白すぎて友達にも貸した。
