へこしの歩み。

今年から30代に入ります、2児の母です。好き勝手に書き綴ってみたいと思うので、よろしくお願いいたします。

経験の浅さは罪ではない

こんにちは。

新年度が始まりました。

長女は今年度から幼稚園の年少になったので、新しいクラスで新しい先生とお友達とこれから一年間楽しく過ごしてくれたら嬉しいな。と母は思います。

 

長女の担任の先生はまだ若く、先日の入園式の時もとても緊張しながら私たち保護者や子供たちにお話をされていました。

担任の先生も、これから新しいクラスで子供達や他の先生たちといろんな経験を経て、成長していくのかな・・・と何様目線かと思われるかもしれませんが、先生のことも少し微笑ましく見てしまいました。

 

・・・と思っていた矢先、他のママさんの中にはまだ若く経験の浅い先生を嫌がる方がいることを知りました。

私は元々先生などの業種とは違うところで働いていたのでまったくわかりませんが、ママさんの中には先生と同業者(保育関係)の方もいて、そのママさんから見ると新任の先生やまだ経験の浅い先生は未熟に見えるのでしょうか。

(そのママさんがたまたま保育関係の仕事だったってだけかもしれませんが)

自分の大事な子供を預けるのですから、経験の浅い先生に任せるのは多少不安もあるかもしれません。

が、何かよくないことをしたわけでもない先生に、経験が浅いってだけで不平不満を言うほどのものがあるのかな?と疑問に思いました。

 

私は元々習い事で教える立場に立ったことがありますが、当時まだ学生だった私に教えを請うことがいやだった年長者(習い事に関しては初心者)は、年下の私を指導者として認めることができず、私を指導者に選定してくれた方にめちゃくちゃ不平不満を打ち明けていました。

その方は私の指導者が、実力は確かなものなのでといくら説明しても聞く耳を持っていただけませんでした。

まだ、あいさつ程度の会話しかしたことのない私の何を知っているのだろうか。

私自身の実力も、私の指導者に認めてもらえた上でのことだったので実力不足ということはないはず・・・。

ただ若い、というだけで何をそんなに拒む必要があるのだろうか。

と、当時の私は思っていました。

 

社会人を経て大人になった今なら、プライドやフィーリングが合わないなどその人なりの理由があって私に指導されることを拒否されたのだろうな。と思うことができます。

ですが、その時の思いは今でも思い出すことができるので、私なりに嫌な思い出だったのだろうと思います。

 

今回のママさんの経験の浅い先生を嫌がる件とは少し話がズレているかもしれませんが、今回の話を聞いたときに真っ先に思い出したのが上記の過去でした。

特によく知りもしないのに、その人を否定しないで欲しい。

その人にはその人として、常に最善を尽くしているかもしれない。

自分が思っているよりも、その人ははるかに優秀かも知れない。

 

否定するのはその人をよく知ってからでもいいのでは。

誰にでも経験の浅い時期はあります。

これからいろんな経験を経ていけばいいと思います。